☆ №9 これが最近上がった株だ!

 放送で紹介した銘柄の実際のチャート!

番組はここからストリーミングで聴くことができます ▽▽▽

「上がった株はこれだ!」は2回シリーズで放送しています。

☆ 上がった株はこれだ!(放送その1)

☆ 上がった株はこれだ!(放送その2)

 

 ここが株を買うタイミングだ!

パソコンやスマホで株価チャートを見ると、上下しながら推移する株価が見れます。

下の写真のような感じです。

これは、みなさんも知っているキャノンの過去5年間のチャートです。

この時に着目するのは、「株価と線」です。

株価は波を描く様に動いています。

そしてその波を追いかけるように「線」も波を描く様に表示されています。

この「線」はチャートを見た時に、自動的に表示されていますので、誰でもみることができます。

実は、この「株価チャート」は投資の基本でもあるんです。

チャートが分かるようになると、株が上がるタイミングが分かるようになります。

今回の放送は、チャートを使って実際に上がった株を検証してみたいと思います。

こういうやり方もあるんだと思ってもらえると、難しいと思っていた株も「楽しい!」と思ってもらえるはずです。

 

 その前に一言だけ

・一般的に株式投資と言うと、経済や企業業績を分析したり、ニュースや情報を集めたりして、将来性の高い企業の株を買うことだと思われています。

みなさんもそう思われているのではないでしょうか?

しかし、その分析には専門的な経済に関する知識や経験、情報を集める時間も必要になってきます。

私たちのような個人投資家にとっては難しく、ハードルが高い手法といえます。

仮に、それが自分で出来たとしても、結果が正しいとは限りません。

実は、これが問題なんです!

・例えば、新聞や雑誌などで経済アナリスト達が将来の株価を予測をするのをご覧になったことがあると思います。

しかし、彼らはみな経済のプロでもあるにも関わらず、それぞれのアナリストの見解はバラバラです。

見解がバラバラだとどうなるか?

株を買う基準が分散してしまうで、「上がるかどうか、いつ買えば良いのか?」を判断することが出来ません。

それだけ経済や企業業績のを分析して予測するのは難しいと言うことです。

こういうハードルの高さが、株式投資は難しいとか、素人にはできないとか思われている理由でもあります。

・これに対して、株価チャートを使う手法は、投資判断にチャートしか使いませんので非常にシンプルです。

判断材料が株価のグラフだけなので、色々と難しいことを織り交ぜる余地すらないからです。

詳しくは、№5をご覧ください。
☆ №5 株価チャートってなに? – はしげんの株式投資がわかるラジオ (gig-kabu.com)

 

 波を知って乗るだけでOK!

まず、初めてご覧頂く方もおられると思うので、株の特性について簡単におさらいしておきましょう。

株価は下のチャートを見ていただければ分かるように、上下に波を描くように動いています。

大きく上昇して、大きく下降するというイメージです。

そして、この波にかぶさるように「線」が表示されています。

この「線と株価」の動きから、次の2つのことが分かります。

1.「線」が上向きの時には株価が上がり傾向にある。

2.上がり傾向の時の株価は、「線」よりも上に位置している。

つまり、株価が「線」よりも高く位置にある時が「上昇トレンド」で、株価が上がりやすい時期だと言うことです。

 

株を買うタイミングはズバリこれです。

☆ 「株価」が「線」よりも高くなった瞬間!

下のチャートの「赤い〇」のポイントです。

チャートを一目見るだけで、この瞬間から株価が上昇していることが分かります。

まさに、この瞬間が買うタイミングです。

 「株価」が「線」よりも高くなった瞬間!

シンプルにこのポイントで株を買えば、トレンドに乗って上昇を期待することができます。

 

 これが成果!、こんなに利益が出ます

では、さっそく実際の会社の株で検証してみましょう。

検証ルールは以下のようにしました。

1.株価が「赤い線」よりも高くなったタイミングで買う。

2.この放送を収録している日(6月)から見た直近のタイミングで検証。

3.買値と最高値との値幅から利益率を計算する。

4.選ぶ会社は業種も株価もバラバラで、誰でも名前を知っている会社。

実際には最高値で売り抜けることは難しいので、単純に上昇値幅で検証します。

選んだ銘柄は以下の9社です。

1.ローム
2.日本電気硝子
3.京セラ
4.日産自動車
5.アサヒビール
6.コニカミノルタ
7.セブンアンドアイ
8.神戸製鋼
9.ペッパーフード

ペッパーフードは「いきなりステーキ」でお馴染みの会社です。

では、9社の株価の反応を順に検証していきます。

 

 1.ローム

・2020年9月、去年の9月に株価が「線」よりも高くなりました。

その値段は7,600円。(端数がありますがキリの良い数字に丸めます)

今年1月に12,000円まで右肩上がりに上がりました。

4か月で上昇幅は4,400円、57%の利益です。

今現在はちょっと下がっていますが、まだ「線」が上を向いていて上昇トレンドが継続していますから、これからも値上がりしていく可能性があります。

 

 2.日本電気硝子

・去年の8月に株価が「線」より高くなりましたので、このタイミングで買いです。

買値は2,000円でその後2,800円まで上昇しました。

8か月で上昇幅は800円、40%の利益です。

 

 3.京セラ

去年の12月に6,200円で買い。7,500円まで上昇。

4か月で上昇幅1,300円で、20%の利益です。

 

 4.アサヒビール

去年11月に4,000円で買い。今も上昇中で5,500円。
7か月で上昇幅1,500円で、37%の利益です。

 

 5.コニカミノルタ

・去年12月に380円で買い。今も上昇中で650円。

6か月で上昇幅270円で、70%の利益です。

もし買おうと思えば38,000円で買えます。手ごろな資金で買えるので初心者でもやりやすいと思います。

38,000円で買っていたら、今65,000円なので27,000円も利益が出ているということになります。

ちょっと豪華な食事ができたかもしれませんね。

 

 6.セブンアンドアイ

・去年12月に3,500円で買い。今も上昇中で4,900円。

6か月で上昇幅1,400円で、40%の利益です。

 

 7.神戸製鋼

・去年10月に430円で買い。900円まで上昇。

7か月で上昇幅470円で、100%の利益です。

2倍になりました。

これも必要な資金は43,000円です。それが90,000円になりました。

ちょっと良いところの温泉に行きますよね。

43万円の投資なら90万円です。コロナが明けたらハワイに行けるかもしれません。
そんな感じです。

 

 8.日産自動車

・去年11月に430円で買い。後に650円まで上昇。

3か月で上昇幅220円で、50%の利益です。

ゴーン事件当時は1,200円くらい。4分の1の310円まで下がりました。

そもそもゴーン事件以前の2016年から5年間に渡って下がり続けていたので、ここ5年間で日産の株で利益が出た人はいないことになります。

それが、線を抜けるまで待ってから買えば、僅か4か月で1.5倍になったことになります。

 

 9.ペッパーフード

・「いきなりステーキ」でお馴染みの外食チェーンです。

この会社は、私が最近上がると狙っていた株です。

春先くらいから底を打った感があり、ずっと線よりも株価が高くなるのを待っていました。

そしてようやくGW明けの5月に線を抜けました。

買値は320円。

そして、先月6月には600円まで上昇しました。

僅か1か月で上昇幅280円、90%の利益になりました。

投資額が、ほぼ2倍になった計算です。

非常に反応が良く、今現在も上昇トレンドが続いています。

なぜこんなに短期間で上がったのでしょうか?

小型の株で値動きが軽いという要因もあるのですが、ちょうど株価が線より高くなった時の全体相場は停滞気味だったのです。

つまり、チャートを見て投資をする人達からすると、対象となる良い銘柄を探していた時期だったのです。

だから、このように「良いチャートに資金が集中した」というのが大きく上昇した理由です。

「チャートを見ている人達はしっかり見ている!」ということですね。

 

 8月13日の追記(レオパレス21も!)

今日は8月13日ですが、今週急騰した銘柄があります。

「レオパレス21」

過去にアパートの違法建築で社会問題になりましたよね。

その会社の株が、今週急騰しました!

下のチャートを見てもらうと分かるように、「いきなりステーキ」と同じで今週株価が「赤い線」よりも高くなりました。

このタイミングで買いです!

買いの価格は153円。

そして、今日8月13日(金)の高値は196円。

今週だけで、上昇幅は43円、上昇率にして28%です。

1週間のパフォーマンスとしてはかなり良いです。

なぜ株価が反応したのか?

その理由はたった一つ。

株価が赤い線よりも高くなったから!」、これだけです。

よく見ると、上に添付した「いきなりステーキ」と同じチャートの形をしています。

他にも上に添付した8社もそうなんですが、同じ形のチャートは同じ反応をします。

これを「再現性」と言います。

つまり、このチャート形状を探すことができれば、「誰にでもいつでも同じ結果を得ることができる」のです。

 

 ちょっとマニアックな話をすると

・話を「いきなりステーキ」に戻してちょっとマニアックな話をすると、このペッパーフードの株価は、今年の1月に最安値240円まで下がりました。

でもそこでは買いません。
と言うか買えません。

私が線を抜けて買ったのは320円でした。

もっと安い時があったのに、なぜ高くなってから買ったのか?

理由は、その240円という株価が、底だとはその時点では分からないからです。

加えて、240円という価格の時の株価は線の下だったからです。

実際には、320円まで80円も上がってから買ったことになるのですが、実は「線の下で上がる場合は単なるリバウンド」なのです。

リバウンドは、あくまでもリバウンドですぐにまた下がってしまいます。

上昇の寿命が短いからここで買っても、ほとんどの場合下がって損をしてしまいます。

一方で、「線を抜けて上がる場合は本当の上昇トレンド」なのです。

「リバウンドと上昇トレンド」、ここには雲泥の差があります。

だから、多少高くてもリバウンドは見送って、線を抜けるのを見届けてから買うというのが、チャートを見て投資する際の鉄則なんです。

相場の格言で「頭と尻尾はくれてやれ」と言います。

 

 なんとなくコツが見えてきましたか?

このように、株価チャートを見て「線」よりも株価が高くなった瞬間で買えば、上昇の波に乗ることができて利益が期待できます。

このタイミングが、下降トレンドが終わって上昇トレンドが始まるタイミングなのです。

この波にうまく乗るのが、チャートを使った株式投資のやり方です。

そうすれば、株の上昇する波に乗って、資金を短期間で大幅に増やす可能性が出てきます。

もちろん、今はコロナショックの後で利益が出やすかったこともあるのですが、これも相場です。

そうではない相場でも、株が大きな波を描いて上昇下降する場面においては、「線」を頼りにして買いタイミングを決めるやり方は、非常に合理的な手法であることには違いはありません。

ここでのポイントは、「株価が「線」よりも高くなったら買う」という単純なルールがあって、それに素直に従って買うということです。

是非、みなさんも株価チャートを見て確認してみてください。

 

 おまけ。。。!

しかし、

全部がこんなに上手くいけば、全員が大金持ちですね。

そうならない場合もあります。

「そうならない」=「損」

これは避けなければいけません!

その時に、いかにお金を守るか。

次回お話します。

ブログ№10でその対処方法をご覧ください。

この攻めと守りの両方が出来て「投資」の成功です。。。

 

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