☆ №8 まさにここが買いポイントだ!

ここから番組を聴くことができます ▽▽▽

 

 今回はいつ買うか!?

今回は「買い銘柄の探し方と買い方」のシリーズ2回目です。

シリーズ1回目は「トレンド」について解説しました。

「上昇トレンド」に乗っている株を買うと値上がりが期待できます。

この上昇トレンドを「どう見分けるのか?」と言うことがテーマでした。

シリーズ2回目の今回は、「いつ買うのか?」ということをテーマにしていきます。

いよいよみなさんが聞きたいと思っている「買い銘柄の買い方」、まさに「買いのピンポイント」を教えます。

これで、経済や企業分析を一切やらなくても、チャートだけで「上がる銘柄を探して買う」ことができるようになります。

 

 トレンドは勝率を2倍にする

前回の内容を簡単に振り返っておきましょう。

まず、結論から先に言いますと、株は「上昇トレンド」の時に買うと言うことです。「下降トレンド」で手を出すのはNGです。

上昇トレンドかどうかを判断する方法は、株価チャートを見た時に、自動的に表示されている「線」の傾きが上向きであれば「上昇トレンド」と判断します。

この線が上向きの時だけで株を買います。この線のことを「移動平均線」と言います。

上昇トレンドの時にだけ株を買って、下降トレンドで買わなければ、買う機会は半分に減りますが、いつでも手を出すことと比較すると、勝率は2倍になります

そして、チャートとこの線はヤフーのサイトで簡単に見ることができます。

結論を先に言うと、ここまでが前回の内容でした。

この値上がり傾向が続く状態を、株の世界では「上昇トレンド」と言います。

当然、株を買うならば上がりやすい上昇トレンドで買う方が、利益が期待できます。

だから、買う前に、「今自分が買おうとしている株が、上昇トレンドにあるのかどうかをまず確認しましょう!」というのがポイントです。

このトレンドをしっかりと見分けていく必要があります。

 

 トレンドは株価チャートで確認する

トレンドを確認するために、その手段として「株価チャート」というグラフを使います。

株価の動きのグラフのことです。

チャートを見ると、毎日上がったり下がったりランダムに動いているように見える株価に、ある動きが見えてきます。

実は、株の動きには共通する特性があります。

どんな特性かというと、株は、上がり下がりする時には大きく波を描く様に動くと言うことです。

毎日小刻みに上がり下がりをしながらも、全体の流れとしては数週間とか数か月かけて、大きく上昇したり大きく下降したりしながら波を描く様に動いています。

毎日の細々とした上げ下げに惑わされずに、大きな流れで捉えると波って見えてきます。

こういう特性があります。

この時に、上がる波なら上昇トレンドで下がる波なら下降トレンドです。

上昇トレンドならば上がる波なので、この時に買えば値上がりが期待できます。

例えば、上がる波と下がる波が同じ周期で上げ下げを繰り返しているとします。

波が上がっている時だけで買って、下がっている波では買わないようにすれば、買えるタイミング・チャンスは全体の二分の一、半分に減ります。

でも、下げで買って負けることがなくなるので勝率としては2倍になります。

波の方向、トレンドを確認するだけで、何も知らずにいつでも買ってしまうことに比べると勝率は2倍です。

むちゃくちゃ投資効率が上がります!

株で損をしたことがある人は、もしかしたら「下降トレンド」で買ってしまっていたかもしれません。

だから今のトレンドを確認しましょう!

さぁ、この波をどうやって知ったら良いのか?

 

 トレンドは線の傾きを見る

この時に、チャートに表示されている「線」を使います。

スマホやパソコンで株価チャートを見ると、自動的にこの「線」が表示されています。

チャートを見た時に、株価とは別に「うねうねした線」があると思います。

この線の名前を「移動平均線」と言います。 ここでは単純に「線」と呼んでおきます。

この線の傾き、これがそのままトレンドの方向です。

線が上を向いていたら「上昇トレンド」、下を向いていたら「下降トレンド」。

単純にこれだけです。

今の株価が買われて上がり傾向にあるのか下がり傾向にあるのかが、この線の向き、傾きを見るだけで一発でわかります。

チャートを使って株をやる場合、この線が一丁目一番地で一番大切な見方なんです。

さぁ、この線をみなさんが見たい時どうしたら良いのか?

その方法は簡単です。

株をやっていなくてもヤフーのサイトで見ることができます。

ヤフーのトップページに、「ファイナンス」というページがあります。

そのページで会社名を入力すると、その会社の株価が表示されて、そこからチャートを見ることができます。拡大表示したら見やすいです。

株をやってる方は、ご自身の証券会社のサイトで見れます

そうしたら、チャートには自動的にこの線が表示されていますので、今線が上向きなのか下向きなのかを確認するだけなので、とても簡単です。

 

 株を買う見極め

前回の復習はこの辺にしておいて、今日のテーマの「株をいつ買うのか?」という話に入っていきます。

これが分かれば、みなさんが株を買う時の一つの大きな目安になります。

言い換えると、株を買う理由が明らかになると言うことです。

買う理由が生まれると、「何となく買ってみたとか、とりあえず買った」という曖昧な買い方をしなくなるので、投資の納得性が高まります。

これを知ると投資がもの凄くやりやすくなるので、是非覚えてください。

さて、
チャートに表示される線は、株価が向かう方向を示すとお話してきましたが、方向以外にももう一つ大きな特徴があります。

この特徴が「いつ買うのか?」ということを見極めるポイントになります。

それは株価と線との位置関係です。

まず見るべきところは、株価が線の上にあるのか、下にあるのか?

どっちが上か下かと言うことです。

位置関係自体は、チャートを表示させると一目で確認できます。

パッと見たらすぐ分かります。

結論から言うと、株価が線の上にあれば「上昇トレンド」、線の下にあれば「下降トレンド」と判断します。

この株価と線との位置関係が、買いポイントを決める大きなカギになります。

株価が平均値である線の上にあるということは、今の株価は平均よりも高いと言うことを意味します。

つまり、今上がっていると言うことです。

だから、こう定義できます。

線が上を向いていて、株価が線の上にあれば上昇トレンド」。

逆に、「線が下を向いていて、株価が線の下にあれば下降トレンド」。

これが、株価と線との位置関係のルールです!

これだけを、まず覚えておいてもらえば、少なくとも下降トレンドで手を出して損をすることを避けられます。

だから、みなさんが「株を買おうかな?」と思ったら、まずチャートを見る。

線が下向きで株価が下にあれば、「絶対に買わない、手を出さない!」という判断をします。

そうなると、みなさんが株を買う時の安全度合が高まりますね。

これが分かるだけで、みすみす損をすることがなくなるので、もの凄く安全な投資ができるようになります!

たったこれだけのことです!!!

ここまでをもう一度整理してみますと、

「線が上を向いていて、株価が線の上にある時は上昇トレンド」。

「線が下を向いていて、株価が線の下にある時は下降トレンド」です。

で、それが分かった上で、「じゃぁいつ買うのか?」ということです。

 

 株はこの瞬間に買う!

結論から先に言うと、株を買うタイミングは、「株価が線よりも高くなった瞬間」です。

ココ ↓

チャートを見ていて株価が線の上に出た瞬間、このタイミングで買います。

毎日チャートを見ていると、この変化に気付きます。

これを株価が線を「上抜ける」と表現します。

株価が線を上抜けた瞬間が、これが株を買う最適なタイミングなんです。

線の下は下降トレンド、線の上は上昇トレンド。

だから、線の下の世界から、上の世界に株価の位置が変化したタイミング、これが「買いポイント」です。

後は、
株価の特性でお話ししたように、大きく波を描く様に上がっていきますから、素直にこの波・トレンドに乗っかっていくだけで良いです。

こうやって、ルールが分かるだけで、チャートから買うポイントを見極めることができるようになります。

簡単です。

株を買うタイミングはチャートを見ているだけで分かります。

 

 具体的なシュミレーション

では、実際にはどうするのか、イメージしてみましょうか?

みなさんがこれから株を買おうと思っています。

普段の生活の中でどうやっていくのか?

それをシミュレーションしてみましょう。 具体的にイメージできると思います。

 

1.買いたい株があったとします。

チャートを見たら、線が下を向いていて株価もまだ線の下にありました。

どう判断するかと言うと「今は下降トレンドだから買わない!」と見送ります。

ここで手を出したらダメです、まだ下がる可能性がありますから。

 

2.別の日にまた見ました。

株価が前に見た時よりも、ちょっと上昇して下から線に近づいてきていました。でもまだ線の下です。

こう判断します。

「もうすぐ線よりも高くなるかもしれない?」と考えて、今度は買う心づもりをしておきます。

でも、まだ買ったらダメです、線を抜けてないからまだ下降中です。

 

3.さらに別の日にまた見ました。

今度は株価が線よりも高くなって線を上抜けていました。

「よし、買おう!」って判断して、このタイミングになったことを確認して買います。

 

4.その後、上昇トレンドに乗って値上がり!

例えば、この株の場合は、240円で買って340円に値上がりしたので、4か月後には40%の利益になりました。

24万円で買えば、4か月で10万円の利益です。

 

こんなイメージです

これが、みなさんがチャートを使って株を買う時のやり方です。

これを、日常の生活の中でやるとしたら、例えば寝る前にチャートを確認して「明日買っても良いかどうかを決める」。

チャートを確認するのは1日1回で十分です。

パソコンやスマホに張り付いて、しょっちゅう見ている必要はありません。

だから、仕事や家事との両立ができます。

なんとなく自分が株をやる時のイメージができたでしょうか?

買う時の判断としては、このシミュレーションのように、「株価が線よりも高くなったから、下降トレンドから上昇トレンドに変化したから買う!」ということになります。

 

 最近上昇した銘柄

上記のシミュレーションと同じように、株価が移動平均線よりも高くなった時に買って、その後に上昇して利益を生み出した銘柄を紹介します。

どれも同じ理屈で買ったケースです。

このタイミングがいかに有効であるかが分かると思います。

下の各チャートの赤丸が買うポイントです。

・日本電気硝子

昨年8月に1,950円付近で買って、8か月後には2,800円。

上昇幅はおよそ850円、43%の利益です。

 

・JFE(昔の川崎製鉄)

昨年11月に850円付近で買って、6か月後には1,700円。

上昇幅はおよそ850円、100%の利益です。

 

・エプソン

昨年11月に1,290円付近で買って、7か月後には2,220円。

上昇幅はおよそ930円、70%の利益です。

 

・コニカミノルタ

昨年12月に380円付近で買って、3か月後には630円。

上昇幅はおよそ250円、65%の利益です。

 

・三菱重工

昨年12月に2,700円付近で買って、3か月後には3,600円。

上昇幅はおよそ900円、33%の利益です。

主だった銘柄でこのような結果になっています。

この5つの事例を見た場合、どれも同じ形状に見えると思います。

どれも業種や業態は異なります、また株価もバラバラです。

それでもチャートの形状は同じで、同じポイントから上昇しています。

これが、株のルールです!

 

 チャート以外は使いません

ここまで聞いてもらっていて、もう気付かれていると思いますが、今の私のこの説明の中に、経済や企業分析っていう言葉は、全く登場してきていません。

前回や今回も、これまでの放送でも、経済とか企業分析については一切触れていません!

つまり、チャートを使った投資には、難しい経済や企業分析は必要ありません

もっと言うと、チャートしか見ないので、そのチャートがどこの会社かと言うことすら知らなくても良いんです。

会社名を知らなくても、上がる株を探して買うことができるようになります

普通は、名前も知らない、何屋かも知らない会社に対して、自分の大切なお金を投資するなんて考えらません。

パナソニックやソニーであれば、誰でも知っているから投資対象にしやすいです。

横文字の会社とか、アルファベット3文字だけの、何屋かもわからない会社は世間には山ほどあります。

常識的に考えて、そんな知らない会社に自分の大切なお金は出せません。

しかし、チャートを見て銘柄を探す方法だと、会社名を知らなくても買い銘柄を探せます。

私たちが買うことができる株はどのくらいの数があると思いますか?

なんと3,700社もあります!

チャートを使えば、その中から会社名を見なくても自由に買い銘柄を探し出すことができます。

選択肢が広がってチャンスが増えます。

そうなると、誰にでもできますから、株は難しいとか素人には無理という問題自体が、そもそも存在しなくなります

素直にチャートだけでできるようになります。

こういうメリットがチャートを使った投資にはあります!

このチャートには過去の動きしか記録されていません。

未来は当然のことながらまだ書かれていません。

でも、ルールが分かれば、「こうなってきて、こうなったから、次にこうなるだろう」って言うことが予測できます

「今の株価は線の下だけど線に近づいてきた。 線を上抜けたら上昇トレンドに転じる」、ということが予測出来るので、「抜けたタイミングで買おう!」となるんです。

これが株の買い方、私が言うチャートを使った株式投資のやり方です。

改めて、結構簡単そうで面白いと思いませんか???

 

 リスクもあります!

さぁ、一方でリスクの話もしておきます!

これは買うことよりも大事なので、明確に解説しておきます。

株価が線を上抜けたら「買い」というのがルールですが、必ずしもそうなったからと言って、全部が全部順調に上がるわけではありません。

もし、全部が上がるんだったら全員が大金持ちです。

残念ながら、線を上抜けても「失速する」というケースが出てきます。

これだけは避けて通れない現象です。

では、自分が買った株が失速したらどうするか?

その時は、速やかに売って逃げます

「失速=下がる=損をする」、ということですから、資金を守る行動をとらないといけないのです。

そのやり方は以前に何度もお話した「逆指値注文」を使って、損切りの予約を事前に入れておくことです。

スパッと切って撤退します!

これを実行すれば、大きな損をすることなく、大切なお金を守れます。

これができないと、大きな損をしたり、塩漬けにしてしまったりして株で失敗します。

詳しくは、この放送の番組ブログの№2に、解説のイラストをつけて詳しく説明していますので是非確認してください。

こうやって、うまく「攻め」と「守り」をしていけば、安全に株式投資ができます。

これでみなさんの投資って、むちゃくちゃ楽になります。

買いポイントが分かって買うことが出来て、損も限定されるとなると、今度は株式投資が楽しくなります。

理由は、安心・安全だからです。

今日の話を聴いてもらって、なんとなく「自分でもできそうかな?」って思ってもらえたら嬉しく思います。

こういうことをこの番組で伝えたいんです。

ちなみに、今日お話したやり方は、株だけではなくて、FXや仮想通貨、投資信託とかにも使えます。

チャートの見方はどれも同じです。

 

 失敗パターンの例

線を抜けても上がらない銘柄もあります。

全部が全部、ルール通りに上昇するとは限りませんので、上がらなかった場合は潔く損切りをします。

赤い丸付近で買って、上がらないと判断して青い丸付近で損切りします。

 

こうなった場合に、「いずれ上がるだろう」と楽観してそのまま持ち続けるから、株で損をするんです。

潔く損切りをして、僅かな損で逃げておけば、手元の資金は残ります。

これを見ると、「株で損をする」ということが、知らなかったがゆえに、いかに残念なことだと分かると思います。

 

 これで勝てます!

前回と今回の2回シリーズで、「買い銘柄を探して、ピンポイントで買う」という話をしましたが、どうでしょう?

意外と簡単に株式投資が出来るんだなぁ、って思われたのではないでしょうか?

私もこういうやり方を最初知った時には、「嘘くさっ!」と思ったんですが、効果は大です。

一番良いのは、「買う理由がはっきりしているから、買う理由が否定されたら逃げる理由が生まれる」って言うことです。

これがあれば、大きな損をしなくなります!

是非参考にして頂けたらと思います。

ということで、前回と今回の2回シリーズで「上がる株の探し方と買い方」についてお話しました。

チャートで、「株価が平均値の線よりも高くなったら買う!」

だったそれだけで、トレンドに乗って利益を目指せる様になります。

むちゃくちゃ簡単でシンプルだということを分かって頂けたと思います。

うまくトレンドを見て、収益を目指してください!

今お持ちの銘柄の診断なども、お気軽にメールしてください。。。

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