№15 2021年の株式相場を生き抜くためには
2022年の株式相場はどうなるか?
番組はここからストリーミングで聴くことができます ▽▽▽
今12月末ですが株式相場の世界がちょっと怪しくなってきました。
これが放送される時にどうなっているか・・・?!
コロナショック以降の上昇トレンドが
さぁ、今12月末なんですが、ここから株式相場はどうなっていくでしょう?
株価というと、みなさんの聞き馴染みのある「日経平均株価」。
秋以降、急上昇したり急下降したりして結構目まぐるしく動いていましたが、年末にかけて徐々に弱含む動きになってきました。
世間では色々な問題が起こりそうです・・・
・オリンピックを巡った政治的ボイコット問題
・オミクロン株の蔓延
・中国の不動産問題
・ウクライナ情勢(ロシア対EU米国)
もしかしたら、これらのどれかがトリガーとなって、去年3月のコロナショックから始まった超アゲアゲの相場が、「そろそろ終わるかなぁ~」というタイミングが近づいてきたかもしれません。
これが放送される時、株式相場がどうなっているか・・・?!
これは株を持っている人だけではなくて、投資信託を持っている人、年金などを株式で運用している人すべてに関係してきます。
影響範囲は意外と広いです。
「これから株を買う人」
「今持っていて利益が出ている人、損をしている人」
それぞれのスタンスで取り組む必要があります。
ここまでのアゲアゲ相場の原因は・・・
日経平均株価は、去年の3月のコロナショック以降順調に上昇してきました。
金額ベースで比較すると、3月に16,500円だった株価が、9月には30,000円を突破しました。
実に2倍近くも上昇したことになります。
もし、3月に株を買ってそのまま放置していたら、単純に2倍になった計算です。
これは、コロナで落ち込んだ経済を支えるために、世界各国の政府が支えたことが理由です。
金融緩和によってお金がジャブジャブと市場に溢れ、その一部が株に流れたからです。
ここ数か月の上昇は・・・
最近の動きを振り返ってみると、昨年9月に菅総理が辞任されて、次期政権への期待感から株価は大きく上昇しました。
その直後、中国の不動産会社の資金繰りの問題が顕在化し、不動産バブルが崩壊する懸念から株価は急落しました。
次期政権期待が一気に帳消しになるほどの下落でした。
そして円安と緊急事態宣言の解除によって経済が復活する期待から再上昇したものの、オミクロン株の蔓延により再び下落しました。
まるでジェットコースターのように株価は上昇下降を繰り返しました。
そして今、12月に入って株価は停滞しています。
停滞と言うことは、買われて上がることはないけど、売られて下がることもないということ。
言い換えると、これからどうなるか皆が様子を見ている状態。
一部の外国人投資家は、オミクロン株の感染力は高いものの、重症化率が低く、医療現場に及ぼす影響も大きくはないとの見通しから、今のうちに買っておくべきだとアナウンスしています。
このアナウンスが業界に流れたのは12月2日でしたから、本質的な見通しはかなり早い段階からついていたことになります。
ということで、日本の株式市場に大きな影響力を持つ外国人投資家が、ひそかに買い始めたので株価は大きく下がることがなくなりました。
とは言うものの、積極的に買われることもないので株価は停滞しているのです。
買わなくても売らなければ株価は下がらない、そんな状況が12月の動きです。
チャートから見た危機
さて、そんな状況を一切遮断して、株価のチャートの観点から確認すると、去年の3月からの長期トレンドは、徐々に弱まってきている状況が見て取れます。
200日間の株価の平均値の推移を見ると、今まで上昇してきた平均値が徐々に下がってきています。
去年の3月以降初めての現象です。
これは何を意味しているかと言うと、そろそろ下降トレンドに転じる入り口に立っているということになります。
これは非常に注目しておかないといけない現象です。
何故かと言うと、かつてのバブルの崩壊とか、リーマンショック、チャイナショックなど、これまでにも株価が暴落する局面が何回もありましたが、そのどれもがチャートで見ると同じ兆候が表れていたからです。
チャートには再現性があって、こうなったら将来こうなるという傾向が顕著に現れます。
ですから、だから今はちょっとヤバイ状況、注意を要する状況なのです。
今、控えている潜在的な問題として、
・オミクロン株の蔓延
・ウクライナ情勢(ロシアとEU米国)
・中国の不動産問題
・オリンピックを巡って政治的ボイコット問題
いつこれらの問題が顕在化して相場を襲ってくるかもしれません。
「ここまで2倍近くも上昇した分、山が高ければ谷も深いかもしれない」、という前提で構えておく必要があります。
今現在、まだ明確にそうなったとは言えませんが、一つ言えることは「上がったものは必ずいつかは下がる」と言うことです。
そうなると、そうなった時の備えが必要になります。
さぁ、その時に「株を持っている、投資信託を持っている、年金を株式で運用している人はどうするか?」です。
あなたは大丈夫ですか?
「その時」、それをどう見分けるのか?
ほとんどの場合、一般の方が気付いた時には、既に株価は下がっていて手遅れになっていることが多いです。
ちょっと「様子を見て…、様子を見て…、様子を見て…」などと悠長なことを言っていると、大変なことになります。
今、利益が出ている人はその利益を守らなければなりません。
例えば、idecoで年金を運用している人、積み立てNISAをやっている人、コロナ以降に始めた人も、ずっと前から持っていた人も、今はみんなに利益が出ているはずです。
と言うのも、今は日経平均株価がバブル以降ほぼ最高値に近い状態だからです。
チャートが分かる人やチャートが読める人は、今の上昇が終わって下降に転じたことを察知して、利益を確保することができるます。
でも、それが出来ない人は、利益を目減りさせたり、もしかしたら買ったタイミングによっては、買った時よりも安くなって損をしてしまうことになってしまいます。
これは、決して他人ごとではなくて投資の「あるある話」です。
じゃぁ、どうしたら良いの?
じゃぁどうするか?
一番簡単で今の利益を確保する、残す方法をお話します。
これは、株を知ってる知らない、チャートが読める読めないに関わらず、誰にでもできるやり方です。
まず、今ある利益のうち、絶対に残したい、欲しい金額はいくらなのかを決めることです。
人間は一度手に入れた株や投資信託は、利益が出ていると「もっともっと上がって欲しい!」と考えます。
でも、上がることだけに期待が高まって、もし下がったら利益が目減りする、損をするということには目が行きません。
頭では、買った値段よりも下がったら、損をすることは分かっています。
でも、「下がってもまた上がるかもしれない」と考えるから損をしてても手放さないんです。
それが人間の習性だからです。
特に、利益が出ている場合は「まだ儲かってから構わない」と思って悠長に構えてしまいます。
そこが、一般の人、言い換えると素人が投資で損をする最大の理由です。
売ること、手放すこと、これに関心を向けないといけないんです。
実hあ、株は買った瞬間から売ることを考えないといけません。
それは、利益に対しても損失に対しても同じです。
だから、今利益が出ている人は、今の利益額の内、もし下がったとしてもいくらは残したいのかを、都度都度、その時点の利益から考えておくことが大事なんです。
そして、自分が残したい利益額まで株価が下がったら、潔く売って利益を確保する。
これが、株で損をしないための最大の秘訣です!
こうすれば、チャートが分からなくても、経済とか国際情勢が分からなくても利益を残すことができます。
また、損を最小限に抑えることができます。
これ以外に個人投資家が利益を確保したり、損を最小限に抑えたりする手段はありません!
株ならば売る、投資信託ならば解約をして現金化する、IDECOとかなら一時的に定期預金に振り替える。
こういう意識と行動が大切です。
そのやり方を教えます!
こういうやり方を、株式投資の経験が全くない方に教える学校をやっています。
それは「初心者のための株式投資の学校」
「これから株を買う人」
「今持っていて利益が出ている人、損をしている人」
それぞれのスタンスで取り組む必要があります。
株に興味はあるけれど、自分にできるかどうか不安な方、心配な方はたくさんおられます。そういう方に、自分で判断をして売買ができるようになってもらう学校です。
例えば、株に対してのイメージは、
・ 損をしそう
・ 難しい分析が要りそう
・ ずっとパソコンやスマホを見ていないとダメ
・ よく分からない・・・
・ 素人や初心者にはムリ・・・
・ 所詮、お金持ちだけが儲かるのでしょ!
でも、興味があるので、いざ自分で始めようと思っても、こんな心配があります。
・ 銘柄の選び方や買い方がわからない
・ 難しい経済や企業分析はやりたくない
・ とは言え、いきなり始めて損をしたくない
・ 何から始めたら良いのかわからない
・ 買っても、スマホ、パソコンに張り付いていられない
こういう心配を全て吹き飛ばして、自分でどんどん投資ができるようになる学校。
現在、体験セミナー&説明会を開催しています。
関西の方でしたら京都や大阪の会議室で開催しますし、遠方の方でしたらZoomを使ってオンラインでも開催します。
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